1987-05-08 第108回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第5号
殊にアメリカでも、最近スペイン語系の人たちのアメリカの国への不法侵入というんですか、それが何百万となってきたというので移民法改正が通って、そういう移民問題が貿易摩擦以上に大きな問題になっているというふうなことが、日本では余り報ぜられていないけれども、識者の中では言われている。一般の人の交流というのはやはり最後にすべきだ、殊に、日本みたいな非常に人口の過密社会においては。
殊にアメリカでも、最近スペイン語系の人たちのアメリカの国への不法侵入というんですか、それが何百万となってきたというので移民法改正が通って、そういう移民問題が貿易摩擦以上に大きな問題になっているというふうなことが、日本では余り報ぜられていないけれども、識者の中では言われている。一般の人の交流というのはやはり最後にすべきだ、殊に、日本みたいな非常に人口の過密社会においては。
今日世界の約百五十に及びます国々の中で、いわゆる先進工業国というふうなところでは、英語国というのは別にアメリカだけではなくて、人口おおよそ十億人に及んでおりますし、また、スペイン語系というのもまず三億人を超えております。さらに、ロシア語系というのも非常にふえておりますし、中国系は自国だけを数えましても八億人。
それでブエノスアイレスにいたしました根拠といたしましてわれわれが考えておりますのは、大体南米は御承知の通り、大きく分けましてポルトガル系の国と、スペイン系の国の二つに分かれるということでございまして、人口としてはスペイン語系が多いということが一つの根拠でございます。それから諸外国の宣伝事務所も、主としてブエノスアイレスに置いてございます。具体的に申し上げますと、イギリスがそうでございます。